温情の土地
土佐模型クラブ協同制作作品
 1936年(昭和11年)、フランスの航空省は懸賞金を提示してパリ~東京
間100時間以内連絡飛行の冒険がフランス側から行われた。
アンドレ・ジャッピーはゴール寸前の日本上空で悪天候に遭遇して佐賀
県背振山に墜落し目的を果たす事が出来なかった。
その中で今回の主人公達は1937年(昭和12年)5月22日マルセル・
ドレー操縦士とミケレッチ機関士がパリを出発する。だか、彼らも目的の
東京まであと少しであったが、悪天候で飛行機が大破して26日に高知
県の吾川郡諸木村字戸原(現在は高知市春野町)の海岸に不時着しま
した。
地元の人々が怪我をした2人を助け、その後日本赤十字高知支部病院
では一切を無料で奉仕し献身的に看病しました。この事故は世界的なニ
ュースとなって報道されました。結局当時この冒険を誰も成し遂げる事が
出来ませんでした。
その時の高知県での墜落事故現場を土佐模型クラブ会員の協同作業で
ジオラマを完成させました。
なお、このジオラマの発案は愛知県の模型クラブ「無限軌道の会」のKさ
んからで、作品の完成まで多大な協力を惜しみなくして頂きました。心か
ら感謝いたします。
写真は2007年土佐模型クラブ展示会にて紙の博物館の別館ギャラリー
コパでの様子です。
作品はその後県立美術館の展示会や春野町立郷土資料館でも展示さ
れ、最後は、春野町立郷土資料館に寄贈されました。
ベースサイズは90㎝×90㎝の巨大なジオラマ
墜落した飛行機は「コードロン635シムーン」
220hpで木製の当時の代表的な軽飛行機
怪我ををしたミケラッチを背負って運ぶシーン
土佐模型クラブが出来てから色々な事がありましたけれど、このジオラマ
を皆で作った事をいつまでも忘れないでこれからも、仲良く頑張っていき
たい。
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